こんにちは。チャコです^^
印象派を代表するフランスの画家・クロード・モネ。
モネがこよなく愛した「フランス・ジヴェルニーの庭」を再現した美しい庭園が高知の北川村でみられるのをご存じですか?
その庭園名は、北川村「モネの庭」マルモッタン。
本場フランスのクロード・モネ財団が、世界で唯一公式で認めている庭園です。
「モネの庭」に熱い情熱をかけて管理している庭師の「川上裕」さんが、2021年9月25日放送の情熱大陸に出演されます。
情熱大陸
2021年9月26日(日)
よる11時~放送
次回の #情熱大陸 は
9月26日(日)よる11時〜放送庭師/川上裕
モネが愛した庭を日本に…
孤高の庭師が魂を込める絶景#mbs #jounetsu #庭師 #川上裕#モネの庭 #高知県 pic.twitter.com/xXd75ApH88— 情熱大陸 (@jounetsu) September 19, 2021
大学卒業後は地方銀行員として働いていたという川上裕さん。
そんな川上裕さんが、高知県北川村の「モネの庭」管理庭師になるまでの意外な経歴や、人物像について徹底調査いたしました。
良かったら最後までお付き合いください!
川上裕さんがの経歴(庭師になるまで)
高知県北川村・モネの庭について
川上裕さんのプロフィール
出典:https://www.mbs.jp/jounetsu/2021/09_26.shtml
名前 | 川上 裕(かわかみ ゆたか) |
---|---|
生年月日 | 1961年 |
年齢 | 60歳 (R3年現在) |
出身地 | 高知県 |
職業 | 庭師 |
前職 | 地方銀行員 |
管理庭園 | 高知県 北川村 モネの庭マルモッタン |
受賞歴 | 2015年 フランスの芸術文化勲章 「シュヴァリエ」を受章 |
庭師・川上裕さんの経歴
現在は、高知県北川村の「モネの庭」で管理庭師を担っている川上裕さん。
農家で生まれ育った川上裕さんは自然が大好きな子供だったそうです。
5歳の時には、すでにマイガーデンを所有されていたのだとか(^^♪
そんな川上裕さんが庭師になるまでの経歴をご紹介していきます!
① 高知県で農家の息子と過ごした幼少期
1961年 高知県の農家に生まれが川上裕さん。
農業を営む両親の元、幼い頃から植物に親しみ育ちました。
5歳の頃には、自宅の庭に小さなマイガーデンを作ったそうです。
どんなお庭だったか気になりますね^^
きっと四季折々の植物がきれいにちりばめられた素敵なお庭だっだんだろうな~なんて思います。
自然や植物が身近にあった川上裕さん。大人になったら農家を継ぎたいと自然に考えるようになっていたそうです。
この時代から、川上裕さんの感性は段違いに育っていたんですね^^
② 両親に農家は反対され公務員を勧められた学生時代
いつしか農家を継ぎたいと考えるようになっていた川上裕さんに対し、ご両親はその道を反対されました。
ご両親からは「公務員など安定した仕事に就いた方がいい」と諭され、大学受験に挑戦。
きっとご両親は農家の大変さが身に染みてわかっていたので、息子には別の道を歩ませたいと願ったのだと思います。親心ですね。
ご両親の意向もあり、大学受験をトライした川上裕さん。
なんと3度の大学受験に失敗をしてしまいました。
ご自身の希望は農家だったこともあり、気が進まない中での受験だったのかもしれませんね。
③ 18歳で地方銀行員として働く
3度の大学受験に失敗をしてしまった川上裕さん。
ご両親から「安定した職」で働くことを強く勧められたので、18歳で地方銀行に就職を決めました。
農業と比較すれば、銀行員は自然災害に大きな影響を受けることなく安定してお金が稼げる仕事ですよね。
川上裕さんは、30歳になるまでの12年間、地方銀行員として仕事に励みました。
④ 30歳にして造園業に転職
どうしても植物への思いを断ち切れなかった川上裕さんは、30歳にして造園業の世界に飛び込みます。
30代からの転職はかなり思い切らないと踏み出せないことですよね。
それだけ、川上裕さんの植物愛が強かったのだろうと思います。
造園業で働くうちに、樹木だけでなく、花を扱いたいという思いが強くなっていったそうです。
⑤ 42歳で北川村『モネの庭』マルモッタン」の庭園管理責任者に就任
造園の道を志し、その道のプロになった川上裕さん。42歳の時に、高知県北川村『モネの庭』マルモッタンの庭の「庭園管理責任者」に就任しました。
川上裕さんは、モネの世界観を理解するために、フランス・ジヴェルニーにある本家「モネの庭」を度々訪れるようになります。
モネの絵画にある、色彩や光、そして空気感などなど。
その大切な要素の一つ一つを、庭づくりのインスピレーションとして参考とし創作活動に没頭。
好きなことには、とことん情熱を寄せられる方なんですね!
⑥ 2015年には、フランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章。
30代以降は、「庭師」として活躍されてきた川上裕さん。
その努力の甲斐あって、2015年にフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受賞します。
スーツ姿もお似合いで、とっても素敵ですね。
高知県の「モネの庭」マルモッタンの庭園責任者、川上裕氏が5月25日、在日フランス大使館のクレール・テュオーデ文化参事官より芸術文化勲章シュヴァリエを伝達されました。#芸術文化 #モネの庭 http://t.co/QrkhFPQ6cj pic.twitter.com/bDu3tnyMnn
— フランス大使館 (@ambafrancejp_jp) June 1, 2015
▼川上裕さんの名言
「私は、モネに雇われた庭師のつもりで仕事をしています。」
本家フランスに足を運び「モネの庭」を再現
モネの庭の庭園管理師となった川上裕さん。
全体で3ヘクタールに及ぶ庭の管理を担っています。3ヘクタールは、おおよそ東京ドーム約1個弱ぐらいの広さ。
川上さんは、本家ジヴェルニーの「モネの庭」をリアルに再現するため、たびたび10人ほどのスタッフを連れ現地を訪れました。
本家ジヴェルニーの「モネの庭」を手本としながら、モネの絵画にの色彩感を学びます。
●円形に整えられた睡蓮
●水面に映り込む木々の植栽
●ナチュラルさを感じさせる花の配置と色彩感
●モネが愛した光景
繊細な部分までこだわり抜き、モネの庭は創作されているんですね。
本家ジヴェルニーの気候が適さず創作できなかった熱帯性の「青い睡蓮」を、川上裕さんは高知の気候で再現することができました。
本家で叶わなかった作品を、高知北川村でみられるのは感無量ですね^^
まさに芸術作品。そして伝説の庭師といえるでしょう。
元銀行員とは、想像もつきません。
モネの庭(高知県北川村)の詳細
【水の庭】睡蓮の花数が回復しました。https://t.co/EopnUIm7JG#モネの庭 #高知
— モネじぃ【モネの庭 公式】 (@KitagawaVillage) September 11, 2021
名称 | 北川村「モネの庭」マルモッタン |
---|---|
住所 | 高知県安芸郡北川村野友甲1100番地 |
電話 | 0887-32-1233 |
開園時間 | 9:00~17:00 |
最終入園時間 | 16:30 |
休園日 | 6月~10月は第1水曜日 12月1日~2月末日 |
入園料 | 一般:1,000円 小中学生: 500円 |
【川上裕】モネの庭園(高知県北川村)のまとめ
いかがでしたか?を
【川上裕】モネの庭園(高知県北川村)を作った庭師の経歴や人物像を調査!元銀行員が大転身・・・というテーマでお届けしました。
農家で生まれ育った川上裕さん。元銀行員から高知北川村「モネの庭」の管理庭師になるまでの意外な経緯や人物像がみえてきましたね。
この美しい庭園は、生きているうちに絶対にこの目で見てみたいと強く感じました!みなさんもぜひ美しい景色に癒されに足を運んでみてください。
ご拝読いただきありがとうございました!