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【天摩 由貴・てんまゆき】 ゴールボール主将(東京パラ)の障害は何?視力や経歴をまとめて紹介!


東京パラリンピックでは「女子 ゴールボール 」が注目されています。

ゴールボール「目隠し」をしてボールの音を頼りにプレーする競技です。

2012年、ロンドンパラリンピックゴールボール日本代表女子は、決勝戦で強豪・中国対決。

日本女子はボールの音を察知する「高いディフェンス力」を発揮し強豪中国に勝利!!悲願の「金」メダルを獲得しました。

しかし・・・

2016年、リオオリンピックではその中国に準々決勝で惜敗という結果。

金メダル連覇は叶わず悔しい涙を流しました。

しばらくはメダルから遠ざかってしまったゴールボール日本女子でしたが・・

2018年アジアパラリンピックでは予選から「全勝」決勝進出へ進み

決勝で、因縁のお相手「中国」と対決!

「鉄壁の守備」「力強いスロー」

リベンジマッチに勝利を果たしました。

東京パラリンピックへ向けて良い出発をきった女子日本チーム。

鉄壁の守備力に「得点力」がプラスされ、金メダル獲得が期待されている注目の競技です。

選手それぞれが障害というハンディキャップをかかえながらも、自由がきかない自分の身体と向き合いひたむきに挑戦する姿は

私たちに「勇気」と「感動」を与えてくれます。

華やかなパラ舞台の裏側にある選手1人1人の障害ストーリー。

今回は、女子ゴールボールキャプテン、天摩由貴さんの障害理由や経歴をご紹介していきます!

天摩 由貴さんのプロフィール(ゴールボール主将)

名前 天摩 由貴 (てんま ゆき)
英語表記名 Temma Yuki
強化ランク A
ポジション ライト
競技歴 7年
障害名 網膜色素変性症
生年月日 1990年7月26日
身長 155cm
クラス B1
出生地 青森県八戸市
活動地 東京都

天摩 由貴さんの障害「網膜色素変性症」とは?

ゴールボールキャプテンの障害名、「網膜色素変性症」は、網膜に異常をきたす遺伝性の病気です。

「もうまくしきそへんせい」と呼びます。

主な症状は、 夜盲や視野の狭窄、視力の低下などがみられ、数年~数十年をかけてゆっくり進行していくのがポピュラー。

何らかの理由で遺伝子にキズができ光を感じる組織の網膜が徐々に衰えます。

病気の原因となる遺伝子の種類は複数あり、原因によって症状が多岐にわたることが特徴。人口約5000人に1人の割合で発症します。

初期の自覚症状は夜盲(鳥目)が多く

「星が見えなくなった」

「暗いところが見えにくい」

・・といった症状がみられます。

天摩 由貴さんの障害「網膜色素変性症」は治らない?

網膜色素変性症は、日本の失明原因トップ5にランクインしている疾患です。

残念ながら現時点で「特効薬」はないですが、病気の進行を遅くする薬はあるそうです。

近い将来、有力な薬がでる・・との報告も!

一日でも早く、この障害に苦しまれている方々の希望になる薬が開発されることを願います。

天摩 由貴さんの視力は?目は見えている?

ゴールボール日本代表・天摩由貴さんの視力はどれくらいなのでしょうか?

「網膜色素変性症」は視野や視力が徐々に低下していく病気。天摩由貴さんが高校2年生くらいの時、文字の判別が少しずつ難しくなったそうです。

大学4年生になる頃には、道路の白線も見えなくなってしまったと話しています。

それからずいぶん時間が経っているので、ほとんど見えない状態ではないかと考えられます。その分、感覚や聴覚は人の何倍も発達されていると思います。

自分の見える世界がどんどん狭くなっていく感覚は、当事者にしか分からない苦しみがあるはず。

そんな逆境もなんのその、ユーモアたっぷりで明るい天摩由貴さん。ゴールボールの主将としてチームを力強く引っ張ている姿は本当にかっこいいですね。

天摩 由貴さん(ゴールボール)の成績

2014アジアカップ(中国) 1位

2014 インチョン

2014アジアパラ競技大会(韓国)3位

2015 IBSAワールドゲームズ(韓国)6位

2015 アジア・パシフィック選手権(中国) 1位

2016 リオパラリンピック 5位

2017 アジア・パシフィック選手権大会(タイ) 1位

2018 アジアパラ競技大会(インドネシア)1位

2018 日本ゴールボール選手権大会4位(チーム附属)

2019 IBSA アジアパシフィック選手権大会(千葉) 1位

天摩 由貴さん(ゴールボール)が東京パラ日本代表までの経歴

■筑波大学附属視覚特別支援学校高等部に入学(フロアバレーボール部所属)し、2年生からは陸上部に正式入部。短距離100メートル競走と200メートル競走を中心に部活動に励む。

■教員を目指していたが、視覚障害者は体育教員になれないので、日本大学文理学部数学科に進学し得意な数学を専攻する。視覚障害のため体育では教員になれないため、日本大学文理学部数学科に進学し得意な数学を専攻する。

■大学では陸上部に所属せず、教員の近藤克之の指導のもとトレーニングに励む。当初からロンドンパラリンピックへの出場を目標とし目標とし、練習に取り組んだ。

■2010年アジアパラ競技大会に出場。200メートルで優勝、100メートルは4位入賞。

■2012年ロンドンパラリンピックでは100メートルと200メートルに出場するも、すべて予選敗退に終わる。陸上競技を引退し、日本大学大学院総合基礎科学研究科地球情報数理科学専攻修士課程に進む

■筑波大学附属視覚特別支援学校でゴールボール部の監督より勧誘を受けて2014年1月にゴールボールをはじめる

■2015年に株式会社マイテックに入社する。

■アジアパシフィック選手権大会で参加する女子チームが優勝。

■2016年リオデジャネイロパラリンピックで5位入賞

■2019年12月、2020年東京パラリンピックの日本代表として内定される。

まとめ

天摩 由貴さんは東京パラ・女子ゴールドボールのキャプテンで、障害名は「網膜色素変性症」という先天性の病です。

ロンドンオリンピックは陸上選手として出場された経験もあり、スポーツ万能な女性ですね。

2014年からゴールドボールへ転向され、リオデジャネイロパラに出場、東京パラに出場を決めました!

悲願の金メダルを獲得できるよう、応援しています!